８月１０日、野田政権と自民、公明の談合３党は、多くの国民の反対を押し切り、怒りの声を無視して「社会保障と税の一体改革」関連８法案を参議院で強行採決・可決成立させました

消費税廃止各界連絡会が消費税法案要綱可決への抗議声明を発表しました





　消費税大増税と社会保障解体を柱とする「社会保障と税一体改革関連法案」は８月１０日、参議院本会議で強行可決されました。
　消費税廃止各界連絡会は、国民多数の増税反対の声を無視し、「密室談合」を繰り返すことで悪法を国民に押し付けた野田内閣・民主党と、自民党、公明党の暴挙を断じて許さないことを表明するものです。
　 そもそも消費税増税は、民主党の公約違反であり、年間１３兆円もの負担増は、国民の命と暮らしを大きく圧迫し、さらに日本経済を冷やし景気悪化を招き、結 果として税収も上がらないという最悪の庶民増税です。しかも、増税でつくる財源を大型公共事業にまわす条項まで盛り込まれました。
私たちは、民主 党政権が消費税増税を表明してから、全国津々浦々で運動を広げ、多くの署名と増税反対の声を結集し、国会に届けてきました。こうした国民的運動と国会論戦 によって、法案成立が困難になったと判断した野田政権は、６月に衆議院段階で、８月８日に参議院段階で自民、公明と「密室談合」を行い、政治的駆け引き で、国民を苦難に陥れる法律を無理やり成立させるという暴挙に打って出ました。まさに議会制民主主義さえ蹂躙した言語道断の暴走と言わなければなりませ ん。この事態に際し、自民・公明以外の野党が共同して立ち上がったことは、道理ある国民の声を受け止めた大義あるものです。
　消費税増税法案は成立しましたが、増税が実施されれば、堪えがたい負担によって国民の生活が破壊される事態になるのは明らかです。今回の暴挙への怒りとともに、国民の間からは、より大きな反対の声が巻き起こることは必至です。
消費税増税は実行させるわけにはいきません。
消 費税廃止各界連絡会は、増税を推進してきた勢力を断固糾弾していくとともに、この大増税の危険性と消費税によらない税制のあるべき姿を、さらに多くの国民 に知らせ、増税中止、増税法の廃止を求める運動を進めることを表明します。そして、来るべき衆議院選挙など国民の審判を通じて、「消費税増税を断念させ る」運動を大きく広げることを呼びかけます。
たたかいは続きます。これまでの運動でつくり上げてきた世論と情勢の変化に確信を持って、さらに多くの人々との共同を広げ、増税阻止に向け全力を挙げていくものです。

衆議院で内閣不信任案、参議院で問責決議案が提出され政局が混乱しつつも、参議院で明日にも消費税増税法案が可決される動きの中で、夕刻の定例街頭宣伝を開催しました

１９回目となる毎週定例開催の街頭宣伝
この日はとっても人通りが少なく、西友前はさみしく感じました

私と市会議員の松田議員で約３０分ずつマイクを握り、消費税増税断固反対の訴えを行いました




この日の参加者は大和郡山・斑鳩民商が中心

消費税そして消費税の税率引き上げ（増税）は営業破壊税
営業とくらしを壊す、最悪の税制度

今でも仕入れ価格の引き上げや単価をたたかれ、消費税を転嫁できずにいる中で、税率が上がればその分さらに持ち出し
この際に上乗せなどして値上げなど行えれば幸いだが、商品が売れず、客が来ずでは、なんの意味もない

先日の大和郡山市内・地元にある国会議員事務所に要請行動を行ったことの報告とあわせ、それぞれの国会議員の消費税増税への考えや態度についても街頭宣伝で話をしながら、消費税増税が負のスパイラルを生みだす事を力強く訴えました

１０日には参議院で採決されます
消費税増税法案が成立してしまいます

しかし、私たちの取り組みは、まだまだこれからも続きます

諦めません
立ち止まりません

法施行まで２年あります
その間に選挙があります

たたかえば間違った政治は必ず変えられます

だから、これからも取り組みます

より一層大きく
より一層広範に
より多彩に

多くの仲間を迎え入れながら手をつなぎ、声をあげ・・・

本日、８月８日午前１０時過ぎに大和郡山・斑鳩民商事務所に集合し、大和郡山市内にある国会議員事務所への要請行動を行いました

行動に参加したのは、大和郡山・斑鳩民商と全日本年金者組合大和郡山市支部・日本共産党市会議員

簡単な打ち合わせを行い、民商事務所を出発

大和郡山市内には、２つの国会議員事務所があります
ひとつは、先日まで民主党で『この時期での消費税増税は反対』と意思表示して離党され、新党「国民の生活が第一」に所属されている参議院議員の中村哲治議員
そしてもうひとつは、民主党で現在法務大臣をされている衆議院議員の滝実議員

先ずは、参議院議員の中村哲治議員の事務所から訪問

秘書二人の出迎え対応で名刺交換を行い、応接スペースへ




「先日、衆議院で内閣不信任案・参議院で問責決議案が提出され、情勢は目まぐるしく変化している。私たちは消費税増税反対の一点で集まる団体・個人で結成した会で、これまでに毎週木曜日に定例で街頭宣伝を取り組み２０回目を迎える。毎回の署名行動では対話が弾み、『消費税増税は反対。引き上げられたらとてもじゃないけど生活・経営出来ない』という声が寄せられる。国民・市民は怒っている。この声を先生にきっちりと届けてほしい」と要請
また、事前に用意した資料等を手渡し、意見交換を行いました

秘書は、「中村哲治は、この時期の消費税増税は反対している。みなさんの怒りの声はわかる」と述べ、続いて、「消費税増税を行うと景気は冷え込み、自営業者はより一層大変な状況になる。価格転嫁は無理だろう。転嫁すれば値上げとなる。値上げすれば売れなくなり、悪循環だ」とも述べられました

続いて、衆議院議員の滝実議員の事務所を訪問

秘書の方が対応して下さり、名刺交換の後応接スペースへ

参議院議員の中村哲治議員の時と同様、要請書を手渡し、意見交換を行いました




秘書は「現在法務大臣をしていることからもきちっとした事を口に出来ない。ただ、大変なのはわかっている。」と回答されました

両事務所とも、丁寧な対応をしていただき、私たちが今日、要請に来たことや多くの国民や市民の消費税増税に対する怒りの声があがっていることをきっちりと議員に届ける事を約束して頂きました
また、「日常的に市民の方々から、怒りの電話やメール、訪問などないですか」と聞くと、
「メールはある。市民かどうかはわからないが、全国からメールは来ている。直接来所されて怒りをぶつける人はいないが、電話や地域での交流の際には、『消費税増税がされたら困る』という声は聞かされている」との回答もありました

もっと早い時期に取り組めたらよかったのですが…
しかし、今日・明日の行動が非常に重要となってきます

思い切った行動、一歩踏み出した行動で、間違った政治を変えましょう


明日は木曜日
定例の街頭宣伝の日です

今日の要請行動についても、街頭できっちりと訴えたいと思っています